FPSとランチェスターの法則について

初めに

皆さんこんにちは。
Hiunという者です。
今回はFPSとランチェスターの法則というテーマで少しお話をしたいと思います。
当方文章を書くことに慣れていない為、読みにくい部分があると思います。
ご容赦いただけますと幸いです。

ランチェスターの定理とは

今回のお話を簡単に言うと、FPSにおける人数が多い程有利であるという状態を戦闘力(数値の大小)で表す方法を紹介します。
そもそもランチェスターの法則とは、イギリス人のランチェスターが第一次大戦における飛行機の損害状況を調べて得た法則です。
この法則は実際の戦争においても確認されていて、これを基に導出した数理モデルは経営学にも一部応用されています。

ここでは法則自体を詳しく説明しません。
(私が説明をするよりWikiを見た方が分かりやすい)
簡単に一次法則と二次法則について触れるのみとします。
気になった方はご自身で調べてみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

ランチェスターの定理とFPS

ランチェスターの法則には一次法則と二次法則があります。
前者は剣や弓矢で戦う古典的な戦闘に関する法則、
後者は小銃やマシンガンといった兵器を利用した近代戦に関する法則です。
上記を一言で言い表すと、「武器の性能が同じであれば、必ず兵力数の多い方が勝つ」ということになります。

一次法則と二次法則を簡単に式にすると、それぞれ以下のようになります。
ランチェスター第一法則:
人数×武器効率(武器性能)=戦闘力

ランチェスター第二法則:
人数の2乗×武器性能=戦闘力

これを5vs5のFPSに適応させると、ラウンド開始時の初期値は以下の様になります。
(FPSは近代戦をモチーフにしたゲームなので、第二法則を適応しています)

5人の2乗(25)×武器性能(ここでは2とする)=50

つまりラウンド開始時は武器の性能さえ等しければ、戦闘力は同じということが言えます。
(武器性能2はVALORANTなどでいうヴァンダル、ファントムを想像してもらえればと思います)

ではラウンドが進み、味方が3人、敵が2人になった状態を想像してみましょう。
味方:
3人の2乗(9)×武器性能(ここでは2とする)=18

敵:
2人の2乗(4)×武器性能(ここでは2とする)=8

更に味方が3人、敵が2人になった状態の時、自分たちのみがエコ(武器が弱い)状態の時も考えてみましょう。
(ここではエコで使用する武器の性能を1、通常の武器の性能を2と定義します)
味方:
3人の2乗(9)×武器性能(ここでは1とする)=9


敵:
2人の2乗(4)×武器性能(ここでは2とする)=8

上記に表される通り、基本的には武器の強弱よりも残っている人数が多い方が戦闘力が大きく、有利であることが分かります。
更に言えば武器差が変わらない場合、人数が多い方が如実に有利であることが分かります。
このことから5v5のFPSでは人数差が如何に有利不利を握るのかが数値によって視覚化出来ていることが分かると思います。
つまり大抵のFPSは人数有利を意識して戦うことが出来れば常に有利に戦うことが出来るという訳です。

ですがここで勘違いしないで欲しいのが、これはあくまでも集団的にカバーリングを行いつつ戦った時に限定されます。
つまりは全員がカバーリングを意識せず単独(局所的1vs1)で戦った場合、一次法則が適応されるので武器差を人数差で覆すことが難しくなります。
更に言えば、局所的に見ると人数不利だったり、人数有利だったり……と実際の状況に当てはめると考える事は割と多岐に渡ります。
ですので、人数差だけを意識するのではなく、常にカバーの意識を大切にして戦うことをお勧めします。

終わりに

以上でこの記事は終わりとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

久しぶりかつ自論の言語化なので抜け漏れや賛否両論あるとは思いますが、
あくまでも一意見として見ていただけますと幸いです。
また気が向けばこういった文章を書くかもしれません。
その際はまた目を通していただけますと幸いです。

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